特別講演 その４

　木村　佳子さんの講演　テーマ「大損回避の資産運用　『もしも』と『まさか』にそなえよう」
　

　まず、災害に備えて

　日本には１０８個の活火山があり、噴火のリスクがある。　
　１０８個のうち、３０％はいつ噴火してもおかしくないそうです。

　１００回の警報のうち、９９回が空振りでも、１回のヒットで甚大な被害になる。
　これまでは何でもなんともなかったからという経験則は通用しない。
　また、タイムラグに備える、想定外のタイミングに用心する。


　地震にそなえて

　携帯やキーホルダーに、ホイッスルをつける。
　がれきの下に埋もれたとき、大声よりもホイッスルの方が楽に大きな音になる。
　停電時にすぐ探せるように、ライトつきのホイッスルの方がいい。
　また、冠水道路は、マンホールのふたがはずれている可能性があるので避ける。

　また、ブログの非公開機能を利用し、家族写真や保有資産明細書、ＩＤやパスワードを記録
　平時のうちに、保険で保障されるものとされないものを確認しておく。
　特に、地震保険は単独加入ができないことが多い。


　日本の自動車部品の供給が回復する１～２年後まで、他の国の部品が使われる。
　部品は１～２年経つと、粗悪なものは壊れ始めるので、ここが日本のシェアを戻すチャンスになる。


　阪神淡路大震災の時は、発生から半年で底を打ち、１年半で回復した。
　今回は、このときに似ている。


　消費税が上がるかもしれない。
　Ｇｏｌｄは買ったときは消費税を払うがも、売ったときは消費税分をもらうことができる。


　ギリシャでは７月１８日までの会議で緊縮財政についてが決まる。
　２０１４年～１５年にデフォルトの可能性がある。


　原油が上がり、円高になると、日本企業にとってコスト高になるので株価が下がる。
　２００８年７月の原油価格は１４５ドル、ドル円は１０５円～９５円だった。
　このときと同じになると、日本経済が大きくへこみそう。



　つねに経済のアンテナを立てて生活をしよう。
　

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